飛 佳祐

数値や情報と向き合い、
今と未来のサービスを作る面白さ

飛 佳祐
Keisuke Tobi

職種 企画(サービス開発本部 カスタマーサポート部 部長)

入社 2021年4月

海外工場の立ち上げから、市場変化を捉える日々へ 入社のきっかけ

前職では、海外メーカー(ブラジル、マレーシア、インド)の工場立ち上げに関わっていました。工場の立ち上げは国による違いこそありましたが、導入する設備などは日本製のものが多く、プロジェクトの進め方としては同じようなところもありまして。「海外の仕事ができる」という点で良い経験はできたのですが、僕がその会社に居続けても成長のスピードは伸びないのかなという思いがあり、新たなチャレンジを求めて転職を考えました。

前職は営業職でしたが、プラスオートメーションではロボットソーシング担当として入社しました。ロボットソーシングは企画業務であり、国内、海外を含めロボット企業のリサーチを行い、日本でR&Dをしながら市場にはまるかどうかを検証し、各種法令確認やロボ会社との契約交渉を経て、サービス設計を進める役割です。そこで事業推進に資する企画を提案したり 、プロジェクトを推進するスキルを高めたいと考えました。

入社してから自分の成長についてはあまり振り返ってきませんでしたが(笑)、以前よりはるかにインプットの数は増えましたし、それに伴ってアウトプットも増えていると思います。特に、「考える」という作業が非常に多くなった点は、自分の成長という意味では大きいと感じます。今の業務では「最低限の形って何だろう」「どういう修理の仕方がベストなのか」「この障害の原因は何だろう」とか、そういうのを一つずつ考えながら物事を進めていくことが多いので、そういう意味では成長したのかなと思いつつ……。入社して2年経ちますが、「成長していないという危機感を感じなくなった」というところも踏まえて、おそらく成長できているんじゃないでしょうか(笑)。

ロボットソーシングの重要性と新製品開発の楽しさ 仕事内容

ロボット事業部にはカスタマーサポート、保守メンテナンス、ロボットソーシングという3つの機能があるんですけど、現在はここのマネジメントをメインで行っています。

カスタマーサポートでは、お客様からメンバーにさまざまな問い合わせが来ます。そのフォローをしたり、内容を把握・分析してKPIを管理したりしています。保守メンテナンス領域の主な業務は、ロボットの修理や定期メンテナンスを行うチームのマネジメントと、パートナー戦略の立案・実行など。導入する拠点が増えると当然その数も増えていくので、しっかりキャッチアップできる体制を構築するのも僕のミッションです。

ロボットソーシング、この言葉は聞きなじみがないかもしれません。海外のロボット企業と取引していく中で、どういったロボットが今の物流界や我々の目指すところにマッチするのかという調査をしながら、国内・海外を問わずロボット企業に品質や今後の日本での市場展開をヒアリングするなど、定期的なコミュニケーションによって関係を構築しています。

最近では立体型のソーターをサービスローンチしましたが、準備期間中はシステム、ハードウェアの専門家とともに提案内容の改善を進め、海外メーカーに仕様書をもらったり、お客様に実際に使ってもらったり、実用性の検証を繰り返したりしました。こうした作業を経て、ローンチに至ったときの達成感はとても大きいです。各分野のスペシャリストのメンバーを信頼し、協力しながらゴールを目指すことが何よりも大切だと思っています。

飛 佳祐

マネージャーとして大事にしていること 仕事の難しさ

まずは、話をよく「聴く」ということです。これは「うんうん、わかった」ということではなくて、その人が何を感じ、何を思って、何を僕に伝えたいのかをしっかり傾聴するようにしています。僕らのチームは、出社率が高いんです。「すぐに行かないといけない」とか「すぐ何かしないといけない」といったコミュニケーションが比較的あって、対面のほうがやりやすいという理由から出社しているメンバーが多くいます。そういう中で、しっかり話を聴くというのは自分の中で意識しているところです。

二つ目は、「手を出し過ぎてはいけない」という点です。極力自分が手を出すことはせず、メンバーにやってもらう。なかなか進まないようなときは、「なぜやる必要があるのか」「何がこの仕事の目的なのか」まで腹落ちしてもらった上で、あらためて進めてもらうようにしています。

毎日いろいろ悩みながらやっていて、僕自身も判断に迷うことがあります。そこでメンバーと話をしながら自分の考えがクリアになったり、こういうふうに物事を見ればいいのかというのがわかったりする。そういう瞬間は結構ありますね。また、たまたま年末の時期に休暇や異動でメンバーが少ない時期があったんですけど、その中で残ったメンバーがすごく責任感を持って頑張ってくれたという経験がありました。「ああなるほど、こういうタイトなシチュエーションも時には必要なんだな」と気づけたのは大きかったですね。まあ、そういう状況を意図的に作り出すのは難しいかもしれませんが(笑)。

メンバーそれぞれの専門性の高さとスピードが魅力 会社の魅力

プラスオートメーションの魅力は、メンバーそれぞれが自分の思考や希望をしっかり発言できることですかね。ハードのエンジニア、システム開発に携わるメンバーなど、それぞれの分野で専門性の高いスタッフが、お互いに知恵を出し合って「どうやったらそれができるか」を一緒に考えながら進めていけるのは面白いですし、その環境があります。やりたいことをスピーディーに実行できるので、そのスピード感も当社の「らしさ」だと思っています。

また、そもそも我々がやっているRaaS(ラース)というビジネスを作っていくところも魅力です。僕らがやっているサービス・ソリューションについて深く考えさせられる出来事があるたびに勉強したり、議論したりできるのは非常に大きな経験ですし、挑戦だと感じています。

飛 佳祐

情熱とスキルとオーナーシップで、より大きな成果を 理想の人材像

求めたいスキルはいろいろあると思うんですけど、それ以上に人間性が結構大事かなと思っています。まず、オーナーシップをしっかり持てる方。役職は関係なくて、自分の仕事にしっかり責任を持って自分から物事に取り組んでいく姿勢が重要です。当たり前と思われるかもしれないですが、実際やろうとするとこれが結構難しい。

あとは、チームで成果を挙げることを常に頭に置ける方ですね。自分が成果を挙げるのももちろんなのですが、「全体最適という視点からチームの中で自分は何をするべき」で、「それが全体的な成果にどうつながるか」ということまで考えて仕事をする方だと非常にありがたいなと思います。業務の隙間というか、「あれ?このタスクは誰がやってるんだっけ?」みたいなことも出てくるので、そういうところも全体的に見ながらしっかり形を決め、広い視野で物事を捉えられるというのが大事かなと思います。

「倉庫の自動化をもっと身近に簡単に」の思い 今後の目標

プラスオートメーションの事業の裾野を、もっと広げていきたいと考えてます。日本の倉庫や物流事業者の90%以上は中小企業。僕らのRaaSはそういった方たちに自動化をもっと身近に感じてもらうというコンセプトがあり、どんどん良いサービスを届けていきたいんですよね。

もちろんサービスを売るのは営業ですけど、僕らの部署は売ったサービスをしっかり提供し、お客様を継続してサポートしていかないと事業として成立し得ない。やっぱりそこをしっかりやっていきたいなと。その結果、物流業界が変わっていくのを実際に見てみたいなというのが、大きくて遠いところですけど今後の目標です。

飛 佳祐

つらいときほど「大きくて遠い目標」がエネルギーになる 大事にしている価値観

仕事では、うまくいかないことのほうが多いんです。何をやるにもすぐ壁にぶつかるし。なので、その壁をどうやって乗り越えていくかと考えたとき、情熱がないとやっていけないんだろうなと思っています。

僕、前々職が物流会社だったんです。従業員数100人ぐらいの小さい会社で、下請けの下請けみたいなところだったのでいろいろ苦労もありまして。そういう会社に自動化のソリューションを届けて業界が変わっていくっていうのが、すごく面白そうだなって思ったんです。プラスオートメーションに入社した時点で、そういう“小さい情熱”みたいなものはありました。

でも実際、仕事をやっているとつらいことも多くて。「大変だ」「やりがいって何だっけ」って考えたりもするんですけど(笑)、先ほどの「大きくて遠い目標」があるから、目の前の小さなことでいちいち悲しんだり、つらいと感じたりしないんだろうと思います。壁にぶつかっていくというのは、情熱があるからできることなんですよね。……情熱、絶対必要です!

飛 佳祐

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