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澁澤倉庫 松戸営業所

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「進化を続ける『t-Sort』」──「t-Sort 3D」によりさらなる進化を遂げた澁澤倉庫のポイントは、RaaSにあった

「t-Sort」を導入してわずか1年あまりで、澁澤倉庫が「t-Sort 3D」を導入した背景には、より高みを目指す澁澤倉庫の飽くなき向上心と、それを実現するRaaSの存在があった。

澁澤倉庫松戸営業所(千葉県松戸市)は、アパレル等の商品を取り扱うDC型物流センター(Distribution Center、在庫型物流センター)である。2021年2月に「t-Sort」を導入した背景や経緯については、先行する以下の記事をご覧いただきたい。

“物流事業者が求めるべき物流ロボットとは?──澁澤倉庫が「人とロボットの協働」を実現する次世代型ロボットソーター「t-Sort」を導入した理由”

要約すれば、澁澤倉庫松戸営業所では、荷役作業の生産性向上に加え、澁澤倉庫が取り組んでいる「競争力強化プロジェクト」を具現化する武器として、「t-Sort」を導入し、活用している。

澁澤倉庫松戸営業所では、2022年11月、さらなる進化を求め、「t-Sort 3D」へとブラッシュアップした。

「t-Sort」から「t-Sort 3D」へ進化を求めた理由

「松戸営業所で『t-Sort』を使い続けることに特段大きな問題はなかったのですが、『t-Sort』を当社の別拠点へ横展開しようと考えたとき、『t-Sort 3D』が必要になりました」と、イノベーション推進室長 中川剛氏は説明する。

澁澤倉庫が推し進める「競争力強化プロジェクト」は、強みを確立し業域を拡大していくことを目的としている。そして、強化対象課題の一つが多品種小ロット商品の取り扱いであり、その課題を解決する手段の一つが、「t-Sort」を横展開することである。

「『t-Sort 3D』導入以前の松戸営業所は、倉庫内の天井高が低いエリアで『t-Sort』を使用することで空間を有効活用していましたが、一般的な天井高が高い倉庫で『t-Sort』を使用すると、どうしても走路の上方空間に空きが出て、倉庫内の空間を十分に活用できないように感じていました。

これでは、当社の別拠点で『t-Sort』を横展開するときに支障をきたしてしまいます」(中川氏)

松戸営業所で培った「t-Sort」活用のノウハウは、競争力強化のための貴重な萌芽である。当然、別拠点でも横展開できるスキームを作り上げたいと中川氏は考えた。

「とは言え、『t-Sort』を横展開する前提が、天井高が低い倉庫とするのは適当ではありません」(中川氏)

そこで、よりスペース効率を高める方策として、「t-Sort 3D」の導入を決定したのだ。

当初は、このような天井高が低いエリアでt-Sortを利用していた(2022年11月撮影)
現在は出荷スペースとt-Sortが隣接しているので、作業動線が改善された。

「t-Sort 3D」導入の効果

「t-Sort 3D」を導入し、3Dアームとラックを追加したため、当然ながら毎月のコスト(※Raasによるサブスクリプション利用料金)は上がったが、「t-Sort 3D」は、「t-Sort」と比較して、よりコンパクトな床面積で、仕分けの生産性向上に寄与する。

「t-Sort」では70坪を要していたが、「t-Sort 3D」では、22坪に収まっている。「t-Sort 3D」導入によって生まれた空きスペースは、現在保管スペースとして有効活用し、保管数量の増加に貢献している。
結果、「t-Sort 3D」導入によるコスト増加を十分に吸収できている。

倉庫内のレイアウト変更および作業動線の変更による効果も見逃せないポイントだ。
現在は「t-Sort 3D」の隣に出荷スペースを設けている。このレイアウト変更によって、作業員の動線が圧倒的に短くなったという。

ビニール袋や箱といった梱包形態が異なる商品を同時に仕分けできるのは、t-Sortの優位性である。
加えて、商品だけではなく伝票等の書類仕分けもt-Sortで実施できる。

「t-Sort 3D」へのブラッシュアップへのスケジュール

澁澤倉庫が、「t-Sort 3D」へのブラッシュアップを検討し始めたのは、2022年秋のことである。+Automationではその要望を受け、「t-Sort 3D」のレイアウトおよび運用方法を提案、同年11月に試験導入を開始した。現在は鋼製架台を導入しているが、試験運用の際はパレットを積み上げて架台とした。
試験導入の結果を検証、最終レイアウトを確定し、2022年中には本運用を開始できた。

澁澤倉庫松戸営業所 所長 酒井克氏は、「『t-Sort』の検品と仕分けのスピードが想定以上に早いため、前後作業とのバランスを考え、業務全体が効率化される改善を随時実施しております。また、インダクション(商品投入)作業に特別なスキルは必要ないため、属人化する恐れもありません」と語る。

RaaS(Robotics as a Service)のメリット

澁澤倉庫が取り組む「競争力強化プロジェクト」の一環として、松戸営業所が「t-Sort」から「t-Sort 3D」へのブラッシュアップを実現できた背景には、RaaS(Robotics as a Service)の存在が欠かせなかったと中川氏は振り返る。

「お客さまのニーズによって、物流の現場は常に変わり続けます。現場の、そしてビジネスの変化に伴い、競合他社との差別化を図る当社の『競争力強化プロジェクト』もブラッシュアップし続ける必要があります。

例えば、購入型の物流ロボットや自動ラックを導入しても、いずれ古くなります。また購入すると、どうしても『減価償却が終わるまでは使い続けないと…』と考えてしまいがちです。しかしこういった考え方では、現場の変化、お客さまのニーズなどに対応するのが遅れ、『競争力強化プロジェクト』の妨げとなる可能性もあります。

このような囲い込みの恐れがなく、躊躇なくより良い結果を目指して、現場と『t-Sort』をブラッシュアップし続けることができるのは、RaaSの優れた特徴でしょう」(中川氏)

澁澤倉庫 松戸営業所 所長 酒井克氏(左)とイノベーション推進室長 中川剛氏(右)

物流業界に限った話ではないが、導入して一年余りで更新される機器というのは、これまでの常識ではあまりなかった。この常識を変えつつあるのが、サブスクリプションという新たなサービス様式である。

特にサブスクリプションサービスが効いてくるのは、「デファクトスタンダードなビジネスプロセスがまだ固まっていない」といった理由により、機器利用の継続性を約束しにくかったり、求める運用プロセスが変わっていく可能性があるビジネスであろう。

その点、黎明期にある物流ロボットの世界では、現在利用者とロボットを提供するベンダーの双方が、これまでの物流ビジネスでは考えられないスピード感で、ビジネスの進化に邁進している。澁澤倉庫は、その最前線に立つプレイヤーの一社である。

「t-Sort」は澁澤倉庫の現場を進化させ、澁澤倉庫もまた「t-Sort」の新たな活用事例を創り上げていく。
今後の動向が楽しみである。

スペック

荷主:アパレルメーカー
取り扱い商材:アパレル
t-Sort活用:DC型物流センターにおける、多品種小ロット仕分け作業
特徴:t-Sort sd5、t-Sort 3D
導入台数:t-Sort sd5 13台、t-Sort 3D 5台
シュート設置数:150間口(t-Sort 3D 5台×30間口)
走路の専有面積:約22坪

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